「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」では
成田家家老の足元だってとってもお洒落!!
足袋も鎧も赤備え!酒巻靱負にございまする。
前回は市内各所にて「食べられる日本遺産」をお伝えさせて頂いたのだが、
此度は行田の持ち帰ることが出来る「日本遺産」をご紹介致そう!!
「足袋蔵のまち行田」では買える日本遺産として2つの物がある。
まずは1つ目!!
行田足袋
行田といえば「足袋」!!!
「足袋」と聞くと和装のイメージが有るやもしれぬ。
が、
行田の足袋は和装だけでなく普段のァッションとして取り入れられる
柄足袋など種類も大変豊富なのでございまする!!
行田足袋の始まりは今から約300年前。
武家の妻たちの内職でもあった行田足袋はやがて名産品として広く知れ渡り
最盛期には全国の約8割の足袋を生産するまでに発展したのです。
生産量が増えても行田の足袋商店は大企業には向かわず、各商店が手と手をとり、共存、共栄してきたことで明治時代後半には日本一の足袋産地となり
「和装文化の足元を支え続ける行田」として日本遺産に認定されたのです。
行田足袋は伝統工芸品としても知られており、履きやすさは最高!!
足袋を履く効果は
・姿勢の改善
・足の疲れや痛みの軽減
・外反母趾の予防などの効果
普段から足袋を履く方も、まだ履いたことのない方も是非!
是非一度行田足袋を試してみてくだされ!!
どの足袋が合うのかわからない・・・なんて方は行田の「足袋フィッター」に相談してみると自分にピッタリの足袋が見つかるやもしれぬぞ!!
奈良漬
行田の「奈良漬」は実は足袋とも密接な関わりもあるのです。
かつて日本一の足袋産地であった行田の足袋商店では
盆暮れの付け届けとして得意先に品物を送る事を欠かさなかったそうだ。
その際や、取引先への手土産として大変好まれたのが行田の奈良漬け。
行田は利根川・荒川源流など水の多い地域であった為、それらの川が足袋の流通にも利用されていただけでなく、綺麗な水があることで酒作りに適した地域でもあったのだ。
酒造りの際に酒蔵からでる酒粕を利用しようと作られたのが『行田の奈良漬』であり、行田の足袋産業が発達すると共に、奈良漬けも発展していったのでございまする。
因みに現在も市内には酒蔵があり奈良漬けと共に行田産の日本酒を愉しむこともできるぞ。
自分用に、プレゼント用に・・
旅の記念に行田の「日本遺産」をおすそ分け。
なんて粋なお土産はいかがであろうか。
靱負