足軽のあおでございます。
大将のお友だち紹介
本日は…恵聖 殿
恵聖(けいせい)殿は城勝流城勝吟道会2代目宗家として
たくさんのお弟子さんを持つ詩吟家でございまする。
詩吟とは吟詠(ぎんえい)とも呼ばれ、漢詩や和歌などを
独特な”節回し”で吟ずる(歌う)芸能のこと。
詩吟の特徴でもあるこの節回し=”節調”という独特なメロディは
一度聴くと不思議とどんどん引き込まれてしまうのです…!
昨年の『大将まつり』に初めてお越しいただいた際も
素敵な歌声を披露して下さいました♪
この時披露してくださった歌のひとつが
万葉集にも残っているこちらの歌。
『埼玉の津に居る船の風をいたみ 網は絶ゆとも 言な絶えそね』
[意味]
埼玉の津に帆を降ろしている船が、風をいたみ
つまり激しい風のために網が切れても
大切なあの人からの便りが絶えないように
実はこの歌、行田市内「前玉神社」の石灯籠に刻まれている歌なのでございます。
詩吟として聴くと、また違った趣きを感じられます!
なかなか聞き馴染みのない詩吟ですが
恵聖 殿はその良さを多くの方に伝えたいと
詩吟・舞踊アーティストとしても活躍されていらっしゃるのです!
詩吟ユニット「xiè」(シエ)
若い世代にも受け入れられる詩吟を追求し
学校での公演活動や様々なジャンルのアーティストとのコラボ
ライブハウスでの詩吟パフォーマンスなども
積極的に行っているのでございまする!
気になる方はHPをチェック↓↓
HP: http://www.xie.tokyo/index.html
歌とも朗読ともまた違った奥深さのある『詩吟』
皆様も一度触れてみてはいかがでしょうか?
足軽 あお