成田軍のイチオシ!

国指定”伝統的工芸品”ってな~に??

更新日:

昨年11月20日(水)
経済産業大臣が指定する”伝統的工芸品”として、行田足袋が指定されました。

埼玉県内では6年ぶり、江戸木目込人形・春日部桐箪笥・岩槻人形・秩父銘仙に続く指定。これは本当に本当に光栄で大変喜ばしい事ですが、皆さんはそもそも国指定の”伝統的工芸品”とは何か?指定を受けることでどんなメリットがあるかご存知ですか?

国に指定されるんだから凄い事なんだよね!と思うぐらいで、

いまいち、ピンッ!とこないですよね?

そこで今回のブログでは国指定の”伝統的工芸品”とはなにかをご説明したいと思います!

まず、行田足袋の歴史を少し!

行田は江戸時代、忍藩城下町として発展し、現在から300年程前、江戸より足袋の製法・技術が伝えられ、当時の藩主 阿部氏により武士やその家族の仕事として奨励されました。

発展の要因は、原材料が調達しやすい土地だったことや中山道の吹上宿から江戸への販路が確保できたことにあります。

はじめの頃は、作業用・旅行用の革製のものが作られていましたが、1657年明暦の大火の後に革が高騰し、それに替わって木綿足袋が作られるようになり、1830年~1844年頃には27軒もの足袋屋が軒を連ねていたそうです。

明治に入り海外輸入や文明開化により多く機械が入り、銀行からの資金援助等もあり、益々行田足袋産業が盛んになりました。

”伝統的工芸品”指定される条件!

(1)主として日常生活で使われるもの

足袋は普段から履くという事は少なくなった現代ですが、冠婚葬祭や節句、年に数回の行事でも、生活に密着し一般家庭で使われる場合は「日常生活」に含まれるそうです。

(2)製造過程の主要部が手作りであること

製品の品質、形態、デザインなど、特長や持ち味を継承する工程は「手作り」であることが条件となり、補助的工程などは、機械の導入が可能。

(3)伝統的技術又は技法によって製造されるもの

伝統的とはおよそ100年間以上の継続を意味し、技術・技法は100年以上、多くの試行錯誤や改良を経て初めて確立すると考えられ、技術は一人一人の技量・精度に関わり、技法は原材料の選択から製法のノウハウなど、歴史的な積み重ねに関わるという意味でおよそ100年以上と定められているそうです。

伝統的技術・技法は、根本的な製品の特長を変えることがなければ、改善や発展は問題ないそうです!

(4)伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料である

100年間以上の継続は(3)と同様で、長い間吟味された人と自然に優しい材料が使われます。すでに枯渇したものや入手困難な材料は、持ち味を変えない範囲で同種の原材料に転換することは、伝統的であると認められているそうです。

(5)一定の地域で産地を形成している

一定の地域で、ある程度の規模の製造者があり、地域産業として成立していることが必要!ある程度の規模とは、10企業以上または30人以上が想定されており。個々の企業ではなく、産地全体の自信と責任に裏付けられた信頼性があるものです。

指定されるとどんなメリットが?

  • 伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき、後継者育成や販路拡大など経済産業省の支援を受けて産業振興に取り組むことができる!
  • 所定の品質検査を受けた製品に「伝統証紙」を貼り付けることができ、伝統的工芸品としての品質保証とブランド確立を図ることができる!

伝統マークと伝統証紙って?

伝統的工芸品の表示や宣伝について統一イメージで消費者にアピールするため、伝統的工芸品のシンボルマークとして「伝統マーク」が定められており、経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品業界全体で使用することとされています。このマークを使用した伝産協会が発行する証紙を「伝統証紙」といい、これを貼付することにより、消費者が安心してその伝統的工芸品を購入でき、職人の方にとっても、伝統を守る手作りの証となります。

伝統的工芸品には、かなり精巧な類似品等も多く、一般の方にはなかなか識別が難しい!そんな方達にひと目で分かる目安が伝統証紙なんです。

まとめ

皆様、わかりましたか?

国指定の”伝統的工芸品”になることで、品質保証・ブランド力の強化を図れ、今まで以上に「行田足袋」に信頼性を築ける様になり、 経済産業省の支援を受け後継者育成や販路の拡大等、産業振興に取り組むことができ、より多くの方々に「行田足袋」を手にとっていただけるようになると思います。

かつて、行田の経済は足袋だけで左団扇だったと言われています。

いまも観光地として皆様に訪れていただける行田市ですが、そんなかつての行田市のような足袋産業の活気を更に取り戻し、より観光地として皆様に楽しんで頂ける「活気あふれる行田!」になるひとつの大きなきっかけになる、今回の指定だと思っております。

これからの行田!ワクワクしますね!

是非、行田足袋を御求めに、訪れてみませんか?

忍城おもてなし甲冑隊事務局

Google AdSense

Google AdSense

-成田軍のイチオシ!
-, , , , , ,

Copyright© 忍城おもてなし甲冑隊 , 2020 All Rights Reserved.