私には正木丹波守利英という幼なじみがいます。
どうも、成田長親です。
丹波ちゃんは、天正18年の忍城攻防戦では佐間口の守将として長束正家の侵入を許さず
豊臣方二万の大軍勢から忍城を守り抜いた仲間です。
槍の使い手でもあった丹波ちゃんは“漆黒の魔人”なんて敵兵から恐れられていたのです。
みんなから“でくのぼう”なんて言われていた私とは大違いなのだ。
また、忍城攻防戦後には敵味方関係なく戦没者を供養すべく高源寺を開基したんだよね。
高源寺は、今も再建された忍城御三階櫓から自転車で5分ほどの所にあるよ。
成田家に仕え忠義にあつい男だったけど、戦後に身分をすてて寺を開基するとは何とも計り知れない男だね。
最近では、一緒に行田市観光PR隊“忍城おもてなし甲冑隊”なんてのをやって行田市の魅力を発信しているのだ。
ただ、そんな丹波ちゃんが5月5日を最後に忍城を離れるというのです。
しかし! 最後の最後まで魅力発信を怠らない男!!
この日に披露する戦国演目に特別演目が入ります。
ズバリ【大手門之激昂】
坂東武者の熱い想いを忍城に感じにいらっしゃい。
明日からのゴールデンウィーク、埼玉県行田市の忍城でみなさんのお越しを待っておりまする。
成田 長親