柴崎和泉守じゃぁぁぁ!
訳の分からぬタイトルに困惑されたことじゃろう。
儂も困惑しておる。
さて、どこから話せばよいのかのう。
あれは。
先の季節外れの雪のふった頃のことじゃ。
忍城攻防戦時、儂が守った長野周辺を散策しておった。
気がつくと儂は森のような所に迷い込んだようじゃ。
「ここはどこじゃ?」
雪が残っていたこともあり
凛と張り詰めた空気と
陽の暖かさが入り交じる神秘的な場所じゃった。
ふと見た水溜りにはまだ氷が張っておったぞ。
ふと見るとお稲荷様が奉られた祠が。
「儂はどうやら道に迷うたようじゃ。願わくば正しき道をお示し下され。」
そう、お願いし、先に進むことにしたのじゃ。
すると、門がみえてきた。
「お邪魔しまするー。」
更に更に進んでゆく。
不思議と怖くはなかった。
なんというか、戦の前の高揚とはまた違った
何とも云えぬ高鳴りを胸に歩を進める。
すると立て札が見えてきた。
「むむむ。ここは・・・?」
潜戸をくぐり更に中へ。
「ここは・・・もしや・・・」
そう!
ここは。
高澤記念館
だったのじゃ!!
儂の感じていた胸の高鳴りは
そう!
お腹が空いていたのじゃぁぁぁ!
次回!
「行田市長野の高澤記念館で美味しい昼餉をいただきましたぞぉぉぉ!」
というわけで、皆様も。
良きお昼を!
柴崎和泉守