皆様御機嫌よう、忍城城主・成田氏長である。
雨が止まない!
儂、暑いのも嫌いじゃが、雨もそんなに好きではない。
うちには晴れ男?晴れ野郎?がおるのじゃが、この9月はほとんど雨雨雨…
先月末に初御披露目となった「成田一決定之戦」略して「ナリイチ」も思うように披露出来なくて三家老のフラストレーションも溜まりに溜まって爆発寸前じゃな…
ちなみにこの演目、成田家で1番を決める演目で、毎回勝者が違うのじゃが、次回の勝者は誰になるのであろうなぁ?
皆も楽しみにして下され。
さて、そんな三家老をよそ目にこの男は相変わらず市内をふーらふらしとるわけであるが、今日は雨の中こんな所へ訪れて参った。
さて、ここはどこでしょう!?
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ここは考える時間です!
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・・・しまったタイトルに答え載っておった。
正解は、さきたま古墳公園の中にある「旧遠藤家住宅」である。
この住宅は埼玉県幸手市に江戸時代末期から現存しておったものを移築したもので当時の人々の暮らしがわかる貴重な史跡である。
間取りはこの通り、稲作農家の家との事であるが映画やドラマで見るような質素なものではなくかなり立派な建物であるぞ。
家屋には馬屋をもあり、その馬の世話をする人もおったそうじゃ。
土間には立派な釜戸があり、ここで料理をしておったのじゃな。
釜戸で炊いた飯を皆は食った事はあるか?
儂も知らなかったのじゃが、最新の炊飯器はこの釜戸で炊いた米の味にどれだけ近づけられるかで製品の売行きが変わるそうじゃ。
それほどまでに釜戸で炊く飯は美味いってことじゃ。
さて、この旧遠藤家住宅じゃが、見学は自由に出来る。
9:00~16:30(さきたま史跡の博物館の開館時間に準ずる)であれば、どなたでも予約無しで見学可能、もちろん無料じゃ。
縁側は休憩スペースになっており、当時の雰囲気を味わう事も出来る。
ちなみに家屋の中には上がることは出来ぬ故、注意が必要じゃ
(今回は撮影の為、事前に申請をしております。)
江戸末期から現存する茅葺屋根の日本家屋、これからも皆で大切に保管して参りたいものじゃな。
成田氏長
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お問合わせは下記まで。
さきたま史跡の博物館
http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/
電話:048-559-1111(代表)
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