夏休み 外で元気に さむらいじゃぁ!
成田家の力自慢!
柴崎和泉守じゃぁぁぁ!
先日、戦国カメラマン酒巻靭負のブログにて紹介されたが
「行田おやこ劇場」さんに出陣し、チャンバラを体験してもらったぞ。
互いの目を見て、元気に声を出して刀を合わせる。
大人も子供も関係なくこの日は皆素晴らしい武士であったぞ。
この日の皆さまが感想を言ってくれてる中で
「強い武士になりたいです。」
なんて嬉しい事を言っていくれた方もおった。
そこで!
ここでひとつ儂から刀の構え方をいくつか紹介したい!!
柴崎和泉守の剣術講座じゃぁぁ!
まずは。
正眼の構え
武士が刀を抜いて構える際の一番基本的な構えじゃ。
大切なのは刀の切っ先の延長線が"敵の喉"を狙うこと。
あまり刀を強く握りすぎず、少し肘をはって
ゆったり構えた方が良いぞ!!
大上段の構え
正眼の構えより足を一歩出して刀を振り上げた構え。
今にも刀を斬り下ろさんばかりの構えじゃ。
大切なのは刀を振り上げすぎないことと、左肘を縦目にすることじゃ。これにより、左手で頭を防御することもできる”攻防一体”の構えにもなるわけじゃ。
脇構え
大上段の構えより刀だけ腰のとこまで下ろした構えじゃ。
この構えは敵に刀の長さをわからなくし
お互いの距離”間合い”をくるわせる構えじゃ。
故に、腰で構えた刀が、相手から見えないように
地面と平行、敵に対し真っ直ぐになるよう構えるのが大事じゃ。
下段の構え
この構えは主に身を守る、防御の構えじゃ。
敵のどんな攻撃にも対応できるよう
自分の身体の中心を刀で守るのじゃ。
八双の構え
場所が狭い時、敵味方が沢山いる時に有効な構えじゃ。
すぐに攻撃に転じられる構えでもあるぞ。
刃をしっかり敵に向け、地面に対し垂直に構えるのが良いぞ!
三刀流の構え
この構えは、一番は”あごが鍛えられる”ということじゃ。
しかしこれは良い子は真似せぬように!!
他にも多々あるが基本となる構えはこんなところじゃ。
江戸時代に入り沢山の剣術の流派ができたようじゃ。
それにより、技や構えも多様化し剣術における大事なことも
流派ごとに少しずつ違ったようじゃ。
じゃが。
かわらぬものは、刀を抜くときは己の命をかけるときじゃ。
これは武士として不変のものじゃと思う。
ゆめゆめ不用意に相手に刀をむけるでないぞ!!
じゃが、武士として己の腕を磨く参考となれば嬉しい限りじゃ。
これを踏まえたうえで、儂ら忍城おもてなし甲冑隊の
戦国演舞をご覧いただくと、また違った楽しみ方が
できるじゃろう。
土日祝日は行田市は忍城址にて皆様のお越しを
お待ちしておりますぞ!
また。今週土日はお主も成田軍の大将になれる!?
「一日こども大将」なる演目もありますぞ!
おそらく今度の土日がこの夏最後の機会じゃ。
夏休み最後の思い出に皆是非ご参加くだされ!
柴崎和泉守
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忍城址
所在地:〒361-0052 埼玉県行田市 本丸17-23
行田市郷土博物館
電話:048-556-1111
開館時間:9時~16時30分(入館16時まで)
休館日:月曜日(祝日・休日は開館)
祝祭日の翌日(土・日は開館)
毎月第4金曜日(テーマ展・企画展開催中は開館)
年末年始
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