立春も近づいてきて忍城址にも梅の花がちらほら。
それでも行田市では寒さが厳しい日がまだ続いております。
最近は防寒対策の一環で代謝をあげるために
色々な生姜を積極的に摂取するようにしている
足軽の蓮(れん)にございます。
本日も寒い中忍城址にお越しいただきありがとうございました。
本日はなんと!
酒巻靱負様の忍城攻防回想録がお披露目となりました。
石田軍相手に軍略を持って挑む靱負様。
普段姫を追い掛け回している靱負様とは違う凛々しいお姿を見て
ほんの少し靱負様を見なおした・・・・ということは秘密でございます。
毘沙門天の化身と言われた靱負様。これからの活躍も楽しみです。
毘沙門天といえば、はるか昔、鬼が出た時、
毘沙門天のお告げによって豆をもって鬼を退治したというお話をご存知ですか?
まさに節分にふさわしい逸話ですよね。
節分といえば我々忍城おもてなし甲冑隊も
2月3日行田八幡神社で行われる節分祭に出陣いたします!
そういえば節分で何故豆を撒くのだろう・・・??
靱負様
「鬼(おに)という日本語は「陰(おん)」という目に見えない気、邪気のことに由来していて、それが「鬼」になるんだよ。」
蓮
「鬼ですか?あの赤鬼とか青鬼とか?」
靱負様
「姿形ではなく、人の中に隠れている恐しいもの、形の見えない災害や病など、
人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられているから
鬼に豆をぶつけて邪気(おに)を払い、福を呼びこむんだ。」
蓮「なるほど・・・ではどうして大豆が福豆っていうのですか?」
靱負様
「大豆には穀霊が宿るとされていて悪霊を祓うのに最適で、
魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)んだよ。
ただし、豆まきに用いられる豆は炒り豆!!
生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いから炒った豆を撒くんだ。
「炒る」が「射る」つまり、「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となるからね。」
蓮「なるほど!!さすが天才酒巻靱負様ですね。」
姫「蓮!!節分には豆だけでなく恵方巻き・イワシ・そばを食べることはしっておるか?」
蓮「姫様!恵方巻きは知っていますがイワシやそばは聞いたことがありません。」
姫「鬼はイワシの匂いが嫌いだから食べたら鬼は近づかないのじゃ。
残った頭は柊と共に入り口に飾っておくと魔除けになるぞ。」
蓮「へぇー」
姫「それにそばは細くすぐに噛み切れるから「厄を断ち切る」の意味であったり、
そば植物は雨天に強く、日がさすと元気になることから
「苦難を乗り越えてたくましく生きる」という意味で節分そばをたべるのじゃ。」
蓮「なるほど!さすが姫様!食べ物のことは姫に聞くのが一番ですね!!
なら姫様、
八幡神社の目の前にあるこちら「そば処 田丸屋」さんで
豆まきのあと、そちらでおそばを食べてみるのもいいですね!!」
ここは大正十三年創業のそば処
厳選された国内産そば粉、最高級ごま油などこだわりの食材を使用した
天ぷらそば、天せいろ、お店オリジナルのおじやうどんがおすすめです。
そば処 田丸屋
住所 | 行田市行田15-12 |
TEL | 048-554-7771 |
営業時間 | ランチ:11時30分~14時
ディナー:17時30分~22時 |
定休日 | 月曜日 |
席数 | 44席 |
駐車場 | 7台 |
八幡神社には色々な神様が祭られております。
結びいちょうの事は氏長様が以前詳しく教えてくださいました。
目の神様・癌封じの神様・・
それから、境内にはなで桃と言われる願いを叶えてくれる金の桃があります。
私、足軽蓮(れん)も「なで桃」をなでなでしてきました。
願いが叶うと聞いて姫、靱負様、大将も「なで桃」のご利益を受けに・・・・!?
豆まきで邪気を祓った後に皆様も清らかな心持ちで
なで桃をなでてみては如何でしょうか?
きっとご利益が!!
2月3日の節分は是非八幡神社で我々と共に邪気を祓い福を呼び込みましょう!!
「鬼は外!福は内!!」
足軽 蓮(れん)