皆様御機嫌よう、忍城城主・成田氏長である。
今日の夕刻に思ったのじゃが日が伸びたのう、だいぶ日中の時間が長く感じるようになった。
この大寒波さえ来ていなければあとは立春へ向けて暖かい日が続いたかも知れんな。
さて、立春といえば季節の節目、つまり節分じゃ。
行田市では今年も節分祭が開催されるそうじゃ
場所は行田市八幡神社。
先日三家老が城下七福神巡りをした寺院のひとつである。
その八幡神社にて毎年2月3日(固定)で行われる節分祭に我々忍城おもてなし甲冑隊が今年も出陣することとなった。
2月の出陣情報はコチラ
本日は八幡神社にある「結びいちょう」を簡単にじゃが紹介しよう。
結びいちょうとは
この写真の通りじゃが
古代の人々は結び目に神様が宿るとして信仰の対象になっていたそうじゃ。
そこで丁度写っていないのじゃが(汗)「結び文」に願い事を書き、「結びいちょう」の近くに設置してある「結びひも」に結ぶのじゃ。
「結びひも」は本殿の左にある愛宕様の隣あるので探してみてくれ。
その隣には「結びいちょう」がひっそりと佇んでおるぞ。
儂が先日執筆した佐間天神社の欅同様どこか不思議な感じがする銀杏の木である。
※ちなみにこの銀杏の木に結ぶのでは無いので注意である。
この銀杏の木も秋には綺麗に葉を黄色く燃やすのあろうな・・・
ふと足元を見てみると、銀杏の実がまだ転がっておったわ
この実は皆の願いが実った証なのかもれしれないな
これから春に芽吹き、夏に育ち、秋に実る、そんな1年がかりのお願いごともたまにはいいものである。
皆も節分祭と合わせてこの結びいちょうを試してみてはいかがであろうか
今日はここまでじゃ、良き夜を。
成田氏長