皆様御機嫌よう、忍城城主・成田氏長である。
今日の行田は天気にこそ恵まれたが風も強く寒かったみたいじゃのう
皆飛ばされたりしてはおらぬか?
儂は大丈夫じゃ、今日も屋敷のこたつでぬくぬくじゃ。
さて、今日は「師走忍城絵巻」であった。
このイベントは我ら忍城おもてなし甲冑隊が今年1年の感謝の気持ちを込めて皆へ贈る感謝祭のようなもんじゃ。
朝も早くから抽選券や粗品引換券の配布に集まってくれたようじゃな、感謝しておる。
係の者から報告書が届いたのじゃが、
昨年よりも多くのお客人が忍城へ足を運んで下さったそうじゃ、重ねて感謝である。
今日は報告書のメールに添付してあった写真をいくつか紹介しよう。
序舞顔見世之巻より
忍城城主、成田氏長の娘(儂の娘な)にして東国一の美女(日ノ本一でも良い)文武に秀でた姫武将である。
成田之朱槍太郎より
迫り来る石田軍勢・・・
迎え撃つは成田軍の豪傑 柴崎和泉守ただ一人。
大人数が相手であってもこの男、もちろん圧勝である。
この者は平成の世においてもまさに豪傑、他の追随を許さぬ立ち回りは来年も忍城成田軍の先陣を駆け抜けてくれる武将である。
ちなみに、本日披露した「成田之朱槍太郎」じゃが、総勢5名の大立ち回りじゃ、刀と槍のぶつかり合う誠に危険な演目故、忍城でも限られた時にしか披露できぬ、もちろん事前に告知するので見逃すでないぞ。
忍城址長親之挑戦より
我が従兄弟にして成田軍大将の長親じゃ、実は出来る男なのじゃよ?
ほら、どうじゃ?強そうじゃろう?
馬跳びだって綺麗にできr・・・
え?何故馬跳び?
と思って、報告書を読み進めておったのじゃが、どうやら係の者のカメラの記録媒体の容量が一杯でこれ以上撮れていないそうじゃ・・・
真相は皆の目で確かめて下され。
兎にも角にも、隊の面々も一日皆と過ごせて良い顔をして帰ってきたぞ、誠に有難う御座う。
また、本日は「行田今昔写真展」の最終日であった。
写真展に於いては甲冑隊としては3回目の実施であるが、儂としてはこの町の魅力を皆に知ってもらいたかった、
この町には本当に魅力が多く眠っておるんじゃ、古代からの蓮であったり、古墳に忍城もそうじゃ、しかし人々が暮らしてきた町の変化も魅力の一つだと思っておる。
変わった所、変わらず残っている所を皆にもそうじゃが、この町に住む子らにも知ってもらいたかった。
展示室に置いてあったスケッチブックもそうじゃ
皆の感想や要望、然と受け取った。
これは絶対に無駄にせず、次回に活かすので安心してくだされ・・
総括
今年1年を振り返ると本当にいろんな事があった。
6月から考えたとしても本当にいろんな事があったんじゃ。
楽な事など何一つなかったが、全部皆で乗り越えて来た。
普段から応援して下さる領民の皆々や、行田に暮らす市民の皆様の後押しがあって1年を無事に過ごすことが出来た。
来年も12月にこうやって師走忍城絵巻を開催出来るよう全員で突き進んで行くので変わらぬご支援を宜しく頼む。
今日が最終出陣?まだまだあるぞ「ゆく年くる年」「初日の出」
さて、本日長親から告知もあったが今日の忍城出陣はあくまで全員揃って演舞・おもてなしが年内最終という形じゃ。
来たる大晦日~元旦にかけても行田市ではイベントが開催される。
12月31日(木)22:00~忍城址「ぎょうだ ゆく年くる年」
(出陣時間は23:30頃~0:15頃)
毎年恒例の鐘つきイベントでカウントダウンも行われる。
行田ゼリーフライ大使である「潮崎ひろの」殿のカウントダウンライブもあるんじゃ。
1月1日(金)6:00~古代蓮の里「初日の出」
この初日の出も毎年恒例である、古代蓮タワーの上からご来光を見ることができるのじゃ。
甲冑隊からは正木丹波守・柴崎和泉守・酒巻靱負の「三家老」が出陣である。
ただ、少々注意が必要じゃ・・・
まず、両イベント共にとても寒い!深夜のイベント故、交通機関や営業中の店舗なども限られるうえに、甲冑隊の出陣時間も普段より短い。
お越しの際は本当に注意して下され!!!
儂からは以上である。
成田氏長